Works
old folk house
Title
石州瓦の家( )
2008
Comment
建築の長寿命化や環境問題などを考えると、既存ストックを出来るだけ長く使うサスティナブルな建築のあり方が今後一層求められると思われます。家族の思い出の詰まった母屋を残しながらも、現代的な生活の器として再生することが求められました。傷みの少ない部分は残し、新設する部分に水回りなどの機能諸室を配置しています。
ダイニングホールを明るい吹き抜け空間とし、家族の気配が繋がる構成としています。
煤竹、拭き漆仕上げの造付け収納棚、天井板、建具、敷居などは痛み部分を補修して再利用しました。新築部分も古色塗として全体の印象を統一しています。